マイセン市・景徳鎮市・韓国陶磁器文化振興協会より来有
有田陶器市100回を記念して、2003年の春にはトーマス・ポーラック市長をはじめマイセン音楽隊総勢33名が有田にやってきた。この訪問は2002年にマイセン市を襲った大水害に有田町が復旧支援をしたことに対するお礼の気持ちも込められていた。
役場前特設ステージでは、連日マイセン音楽隊による演奏会が行なわれ、記念すべき100回陶器市に彩りを添えた。 また期間中有田館では、有田とマイセンの交流を紹介したパネル展やマイセン製陶所の作品を紹介。 マイセン焼絵付け実演やマイセン菓子・ワインの販売を行い、陶器市の来場者に姉妹都市交流をPRした。
5月3日の夜には、役場前駐車場で参加自由の「ライブBAR」をオープン。町民だけでなく立ち寄った観光客は、マイセン音楽隊の演奏を聞きながら、ビールを片手に楽しいひとときを過ごした。
このほか、中国景徳鎮市から景徳鎮陶磁学院秦錫麟院長を団長とする4名が来有。陶器市見学や有田窯業大学校視察、さらに陶祖祭に参列され、友好関係がさらに深まった。
また、韓国陶磁器文化振興協会会長の金基衡氏を団長とする一行40名が来町し、陶祖祭に参列した。他にも韓国陶磁器の産地である利川市や公州市からも来有され、例年にない盛大な陶祖祭となった。
有田館ではマイセン焼の絵付けを実演
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陶祖祭に参列する韓国陶磁器文化振興協会会長
の金基衡氏をはじめ、ドイツのマイセン市や
中国景徳鎮市の関係者 |