このほど、佐賀県・長崎県の8市町から申請した「日本磁器のふるさと~百花繚乱のやきもの散歩」が平成28年度の日本遺産に認定されました。今回は全国から67件が申請し、中には丹波篠山や常滑など中世の六古窯の「炎と土の結晶~日本六古窯」、あるいは九州各地からも8件ありましたので、認定されるか否かと関係者は気が気ではなかったのではないかと思います。
今回、九州からは1件が認定されました。申請にあたって当文化財課は構成資産である有田町に残る町並みや古窯跡、あるいは重要無形文化財保持団体による伝統的な焼物作りなどを提案しましたが、認定後は、それらを活用して多くの皆様を有田町にお迎えする新たな取り組みが必要となります。今後は商工観光課やまちづくり課などが担当することになると思います。
400年という歴史にまた新たな一頁が加わった有田町です。皆様、どうぞ有田町にお越しください。