7月30日(土)の午前中に「歴史の川ざらい~ベンジャラを探そう!」開催しました。今回で5回目でしたが、保護者の方も一緒に14人が参加してくれました。また、山口県から大人の方も飛び入りで参加され、れきみん応援団の皆様も8人で子どもたちの安全や採集作業の手助けをいただき、教育長以下文化財課も総出でした。
おかげさまで、川の中で転んで手のひらをすりむいた子がいましたが、大きな怪我や事故もなく終了することができました。
まず、観光協会の2階をお借りして、文化財課の村上課長より有田焼の歴史や内山地区の窯場の成り立ち、そしてどういうものを採集したらいいかという話を聞いてから、いざ、現地へ!今年は例年になく、梅雨時に川の水量が増えていたこともあって川底に沈んでいたものが川面スレスレに出てきてようです。そういうこともあって参加者ほとんどが江戸時代の陶片・ベンジャラを探し当てていました。
ただ、これら採集した陶片は貴重な文化財ですので、勝手に持ち帰ることはできません。そういうことも参加者に伝えることで、子どものころからベンジャラは有田町の宝のひとつということを覚えてくれたかと思います。
これからも夏の行事の一つとして取り組んでいきたいと思いますので、今年参加できなかった子ども達には是非挑戦してほしいと思っています。