8月1日(月)から31日(水)まで、ミニ企画展としてエントランスホールで「戦場からの手紙」を展示しています。戦場に赴いた父・篠原高三さんから有田で銃後の守りをしていた妻や子ども達、家族に宛てた手紙7点と、当時の有田の様子を写した写真等8点です。
第二次世界大戦の終戦が8月15日ということで、毎年8月になると“有田焼と戦争”の関わりなどについての問い合わせが相次ぎますが、当館では今回、家族に焦点を当てて戦場の父が家族を思う気持ちを綴った葉書などを紹介しています。
子供たちには学校のことや姉妹仲良く過ごすようにと、また妻には留守家庭をしっかり守ってほしいというという、過酷な戦場に於いても優しい父親の思いが綴られています。是非ごらんください。