平成30年10月17日(水)から、有田町明治維新150年事業「有田偉人博覧会」の一環として、有田陶磁美術館にて、幕末明治期に西洋に輸出されたカップ&ソーサーなどを紹介する『お茶を召しませ! 幕末明治のカップ&ソーサー展』を開催しています。展示品はすべて輸出向けに作られた製品で、実際に海を渡っていた製品の里帰り品です。
会場である有田陶磁美術館は、明治7年(1874)に建てられた焼き物倉庫(石蔵)を、昭和29年に改装し、美術館としてオープンしました。建物も含めてまるごと「明治」を体感してください。
どうぞ、美術館の展示空間を使った「おもてなし」を、召しませ!
会 期 :平成30年10月17日(水)~平成30年11月25日(日)※月曜休館
開館時間:9時~16時30分
入館料 :無料
会 場 :有田町大樽1-4-2 有田陶磁美術館
連絡先 :0955-43-3382
(展示品に関わることは0955-43-2678(有田町歴史民俗資料館)へ)
主 催 :有田町明治維新150年事業実行委員会・有田陶磁美術館
欧米の 召しませ
幕末から明治期の有田焼の輸出状況を、19世紀の欧米の新聞挿絵や茶・コーヒーの歴史とともに紹介しています。
深川家の 召しませ
こちらは、有田町内で明治10年という早い時期に、「コーヒーでのおもてなし」を行った事例を紹介しています。
お好きなカップで 召しませ
たくさんの輸出されたカップ&ソーサーを展示しています。有田だけでなく、横浜や瀬戸などの多産地のものも展示しています。
欧米の茶会に招かれた気分になって、お好きなカップを探してみてはいかがですか?
現代の 召しませ
今回の展示品は、19世紀の輸出用カップ&ソーサーですが、こちらは21世紀、現在の輸出用の製品を紹介しています。150年の変化をお楽しみください。