新型コロナウイルス感染症についてのよくあるお問合せと厚生労働省のQ&Aへのリンクを掲載しています。
問1 新型コロナウイルス感染症とはどのようなものですか。
発熱やのどの痛み、咳が長く続くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。
感染から発症までの潜伏期間は、1日から14日(一般的には約5日)と言われています。
感染しても8割程度の方は軽症(酸素吸入をしないですむ範囲)で治癒するのですが、季節性インフルエンザに比べて死亡リスクが高く、特に高齢者や基礎疾患がある方では重症化するリスクが高く、死亡例も確認されているので注意が必要です。
問2 新型コロナウイルス感染症はどのように感染しますか。
一般的には飛沫感染と接触感染により感染します。空気感染は起きていないと考えらえていますが、閉鎖した空間や近距離での会話等は注意が必要です。
「飛沫感染」とは:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを鼻や口などから吸い込んだり、目に飛沫を浴びたりして感染します。
「接触感染」とは:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻、目を触ると粘膜から感染します。
問3 無症状者(症状はないがPCR検査が陽性からだった方)から感染しますか。
通常、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く現れる時期に、他者にウイルスを感染させる可能性が最も高くなります。一方で、無症状または症状が明確でない方から感染が広がる恐れがあるとの専門家の指摘や研究結果もあります。
したがって、人と人との距離をとること、外出の際のマスクの着用、咳エチケット、石けんやアルコ-ル消毒液による手洗い、換気といった一般的な感染症対策や、十分な睡眠とバランスの良い栄養を取るなど健康管理に心がけることが大切です。
問4 濃厚接触者とはどのような人でしょうか。
感染した人が発症する2日前から、対面で1メートル程度の距離で、マスクもしないで15分以上会話するなどの接触があった場合に濃厚接触者になります。
【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(外部サイト)