窯跡(外山地区Ⅲ)

外山地区III(43~45、54~57、66)の窯跡

外山地区IIIのマップ

外山IIIの窯跡

43.清六丿辻(せいろくのつじ)1号窯跡

所在地 南原甲字清六 指定 - 窯体数 1基
推定
年代
1610年代〜1630年代 製品 陶器・磁器
調査
報告書
有田町教育委員会
『小溝中窯・小溝下窯・清六丿辻1号窯・清六丿辻大師堂横窯』1988
調査歴 1987年度 有田町教育委員会
備考 ・清六丿辻の窯場については、『肥前陶磁史考』に金ヶ江三兵衛との関わりが記されるが真偽は不明。
少なくとも古文書類には記録は見られない。
・陶器主体で磁器は少ない。灰釉・鉄釉掛分け製品は清六丿辻の窯場に特徴的なもの。

44.清六丿辻大師堂横(せいろくのつじたいしどうよこ)窯跡

所在地 南原甲字西黒川 指定 - 窯体数 1基
推定
年代
1610年代〜1630年代 製品 陶器・磁器
調査
報告書
有田町教育委員会
『小溝中窯・小溝下窯・清六丿辻1号窯・清六丿辻大師堂横窯』1988
調査歴 1987年度 有田町教育委員会
備考 ・清六丿辻の窯場については、『肥前陶磁史考』に金ヶ江三兵衛との関わりが記されるが真偽は不明。
少なくとも古文書類には記録は見られない。
・窯体未発見。
・陶器が主体であるが、清六丿辻の窯場の中では磁器の割合が高い。

45.清六丿辻(せいろくのつじ)2号窯跡

所在地 南原甲字西黒川 指定 - 窯体数 1基
推定
年代
1610年代〜1630年代 製品 陶器・磁器
調査
報告書
有田町教育委員会
『清六丿辻2号窯跡』 1988
調査歴 1982年度 有田町教育委員会
備考 ・清六丿辻の窯場については、『肥前陶磁史考』に金ヶ江三兵衛との関わりが記されるが真偽は不明。
少なくとも古文書類には記録は見られない。
・陶器主体で磁器は少ない。灰釉・鉄釉掛分け製品は、清六丿辻窯場に特徴的なもの。

54.原明(はらあけ)窯跡

所在地 原明甲字ズウメキ・本谷 指定 国史跡(1980) 窯体数 4基以上
推定
年代
1600年代〜1630年代 製品 陶器・磁器
調査
報告書
西有田町教育委員会
『原明古窯跡』 1981
西有田町教育委員会
『原明古窯跡・迎原高麗神窯跡』1996
調査歴 1974〜75年度
西有田町教育委員会
1993年度 西有田町教育委員会
備考 ・A〜G窯が発見されているが、E・F窯については、詳細不明。
・初期の中では、生産規模の大きな窯場の一つ。
・当初は、胎土目積みの陶器を生産し、途中から砂目積みの陶器に変化、併せて磁器も生産。

55.登辻(のぼらんかつじ)窯跡

所在地 黒川甲字天神原 指定 - 窯体数 ?
推定
年代
1630年代以前? 製品 -
調査
報告書
- 調査歴 -
備考 ・現在では、窯跡の位置が確認できない。
・焼成品不明。

56.迎原(むかえのはら)窯跡

所在地 仏ノ原甲字中川内 指定 町史跡(1972) 窯体数 1基
推定
年代
1610年代〜1630年代 製品 陶器・磁器
調査
報告書
西有田町教育委員会
『迎の原古窯跡』1997
調査歴 1971年度 西有田町教育委員会
備考 ・窯体の遺存状況は、比較的良好。
・砂目積み陶器と磁器を併焼。
・磁器は染付皿が主体で、型打ち成形で輪花形にしたものが多い。

57.迎原高麗神(むかえのはらこうらいじん)窯跡

所在地 仏ノ原甲字中川内 指定 - 窯体数 1基
推定
年代
1610年代〜1630年代 製品 陶器・磁器
調査
報告書
西有田町教育委員会
『原明古窯跡・迎原高麗神窯跡』1996
調査歴 1994年度 西有田町教育委員会
備考 ・窯体上部が遺存。
・陶器と磁器を併焼。

66.楠木原(くすのきばる)窯跡

所在地 楠木原乙字田原 指定 - 窯体数 ?
推定
年代
? 製品 -
調査
報告書
- 調査歴 -
備考 ・窯場の正確な位置は不明。

内山地区I
内山地区II
外山地区I
外山地区II
外山地区IV

問い合わせ

有田町歴史民俗資料館東館 文化財課
〒844-0001 佐賀県西松浦郡有田町泉山一丁目4番1号
電話:0955-43-2678 ファックス:0955-43-4185