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第119回 美術工芸品・オブジェ部門 受賞作品

最終更新日:
美術工芸品・オブジェ部門【佐賀県立九州陶磁文化館】にて4月29日~5月7日まで展示を行いました。

文部科学大臣賞

天目線文彫鉢(テンモクセンモンチョウハチ)【澤山 大亮】佐賀県

  • 1位文部科学大臣賞(キャプション)

天目の作品に彫りを施すことで、立体感や釉調の変化を目指し、線文で全体の調和を出している。

2位・佐賀県知事賞

白妙彩磁鉢(シロタエサイジハチ)【庄村 久喜】佐賀県

2位佐賀県知事賞

磁器素材は石であり鉱物であり、希少性が高い宝石であると考えている。
こういった意識を持ち、素材に対するリスペクトを表現しています。

3位・有田町長賞

紅白鮮 水影 ー2302ー(コウハクセンミズカゲフタサンマルフタ)【増原 嘉央理】北海道


  • 3位有田町長賞
本作は、「天」「地」「その間に存在するもの」(万物)を表現した、三部作コンセプトの連作です。
本作の「水影」はその一つである「地」を表し、波打つ水面を照らす陽光の煌めきを、赤を光、白を影として表現しています。

4位・有田商工会議所会頭賞

白磁釉内彩鉢(ハクジユウナイサイハチ)【赤塚 幸恵】佐賀県

  • 4位有田商工会議所会頭賞

白磁の鉢に点描の模様を手描きで描いた作品です。器形は自然の造形物のもつ、美しいラインに近づけるように制作し、点描は器形を引き立てるように青のグラデーションと線を用いて規則正しく配置しました。

佐賀県陶芸協会賞

釉象嵌花器(ユウゾウガンカキ)【中尾 純】佐賀県


  • 佐賀県陶芸協会賞
ロクロ成形で鉢を作りました。
乾燥後に削り、鉢に凹凸をつけます。
白色系のマット調の釉薬を全体に施し、一部を削り落として、光沢のある白釉を入れこみ、釉象嵌として制作しました。

陶都有田国際交流協会賞

Fuwa Fuwa(フワフワ)【Afra Eisma】佐賀県


  • 陶都有田国際交流協会賞
この入れ物は、みなさんが考えたことと感じたことを運ぶための想像の入れ物です。12個作ったシリーズのうち1個で”おっぱい”から着想を得ました。外側は、全体を緑から明るい紫色の乳首になるように吹き付けしています。内側は、様々な形の抽象的な動物と、虫をイメージして描きあげました。

朝日新聞社賞

連作 嘆きの壁(レンサク ナゲキノカベ)【嶋田 敏生】佐賀県


  • 朝日新聞社賞(キャプション)
約三年間イスラエルに住み、民の非の部分を色々な形にして、染付技法を用いて、磁器を通して表現を何年もの間試みながら焼かせていただいています。これからどんな答になるか解りません。

熊本放送賞

たおる(タオル)【西岡 彩那】福岡県


  • 熊本放送賞
小学生になってもなかなか手放せなかったお気に入りのタオルケット。
あのタオルケットはもうないけれど、私の中にいつもある。

佐賀新聞社賞

彩色象嵌壷(サイショクゾウガンツボ)【中尾 恭純】佐賀県


  • 佐賀新聞社賞
生地がやわらかいうちに切り込み文様を入れ、デザインにより際止めを施し顔料を埋め込んだ磁器象嵌の作品です。
部分的にグラデーションの彩色で仕上げました。

サガテレビ賞

カーテン・コール(カーテン・コール)【小野 達郎】佐賀県


  • サガテレビ賞(キャプション)
金襴手の手法で制作しました。文字通り金襴手は金箔を使用して制作しますが、私はその他に様々な色箔を使い、より一層煌びやかな表現をしました。さらに透き漆という透明度の高い色漆を使い制作しました。
作品名の「カーテン・コール」はもっと多くの人々に喜ばれる様にと思い題名としました。

陶業時報社賞

鉄染線紋壷(テツゾメセンモンツボ)【中村 美穂】佐賀県


  • 陶業時報社賞
弁柄で染め上げた生地に細い針で描き落とす技法を用いたデザインです。
和紙を使って繰り返し染めた紋様が植物の繊維のように内から外へ必然的に広がりをみせるようなイメージに、それを包み込む帯で内から拡がる力を強調できるカタチになるよう成型しました。

西日本新聞社賞

Digital Camouflage 四方鉢揃(デジタルカモフラージュシホウバチソロエ)【草場 瑛人】佐賀県


  • 西日本新聞社賞
伝統の練り上げ技法によるカモフラージュ文様。
白磁の白を生かしつつ、ひとつとして同じ表現ではないのも、この文様の嬉々たる特長です。
多様性の時代を尊重し、社会の連携(Peace)への思いを込めた作品です。

日本経済新聞社賞

大鉢「優美」(オオバチ ユウビ)【岸田 怜】長野県


  • 日本経済新聞社賞


金魚を彫りと染付で表しました。器に縞を二本入れ流れをつくり、余白を意識して広々とさせました。
体には、泥漿を塗り変化を付け目や顔を誇張し、尾ひれは柔らかさを出すようにし、色と表現を対比させました。

読売新聞社賞

白磁削手華片菓子器「はなゆめあそび」(ハクジケズリテハナビラカシキ ハナユメアソビ)【丹羽 シゲユキ】北海道


  • 読売新聞社賞
華やかな世界への憧れを菓子器に思いを寄せて制作しました。

伝統的工芸品産業振興協会賞

海春(ミハル)【山口 浩子】佐賀県

  • 伝統的工芸品産業振興協会賞

春の訪れと共に動きだす生命の喜びと連鎖。

染付けと金彩の加飾後に交趾絵の具で彩色。

水のような透明感のある青の中に染付けと金彩の色をとじこめる事で海の中の生命を表現しました。

第119回 美術工芸品・オブジェ部門 入選・入賞者、招待作品一覧


第119回 美術工芸品・オブジェ部門 審査評 および 審査員


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