現代の暮らしに溶け込み、どのような環境下でも輝けるようなデザインを目指し、「インテリアアイテムとしてのひな人形」を制作しました。子どもの成長を見守り、飾り、愛で、願う。愛しい繰り返しのそばに、「セラヒイナ」を置いていただけたら幸いです。
伝統的工芸品産業振興協会賞
bright orchid(ブライトオーキッド)【(株)香蘭社 深川 祐次】佐賀県
盛り絵具の上にラスターを彩色する新技法
プラチナ、雲母、ラスターといった絵具で豪華さの中にも上品さ漂うデザイン
有田焼卸団地協同組合賞
DRAPE 行灯(ドレープアンドン)【中原 真希】長崎県
透光性陶土を使用して布のドレープをイメージした行灯をデザインしました。縦置きにはもちろん横置きも可能です。床上に卓上に使用できます。高輝度のワイヤレス灯体を使用することによってシンプルな形状になりました。
佐賀県陶磁器工業協同組合賞
layer cup(レイヤーカップ)【渡邉 泰成】千葉県
日々を華やかに彩るポップでモダンな器を制作した。
陶磁器の絵付け技法を現代的に再解釈し構成した作品群が「LAYER」シリーズである。
絵具を発色させるために焼成温度を色ごとに変更し、加飾するデザインをコンピュータ上で実際の焼成温度ごとにレイヤー分けをする。
現代的且つ2次元的に作成された図案は陶磁素材に3次元的に反映される。
古来より存在する伝統素材に現代技法を融合させることを目指している。
佐賀県陶磁器商業協同組合賞
色絵氷雪ペンギン文(イロエヒョウセツペンギンモン)【川村 正】佐賀県
雪原のイメージの白磁に、ペンギンが重く映らない様に呉須線描のみと色を差したペンギンで表現しました。
肥前陶磁器商工協同組合賞
寄せ板和皿 丸/四角(ヨセイタワザラ マルシカク)【齋木 俊秀】岐阜県
磁器製の皿の表面に木目レリーフを入れ、その木片を組み合わせる四角型と丸型形状の表面に再度日本の伝統的模様を施した作品です。
第119回 産業陶磁器部門 入選・入賞者、招待作品一覧
第119回 産業陶磁器部門 審査評および審査員