第113回から 「有田国際陶磁展」へ
有田焼創業400年を迎える2016年からは、やきもの産業の再興の一翼を担う陶磁展として、名称を「有田国際陶磁展(Arita International Ceramics Competition)」と改め、世界中からの応募を可能とし、技術の競争と知識の増進、新たな才能の発掘のため国際陶磁展を開催します。
令和元年(平成31年)に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、戦後初めて陶磁展の中止を余儀なくされました。
現在、産業としてのやきものは苦しい時期にあります。次の100年後もやきもの産業が成り立っていくためには、苦しい時期のまさに今こそ「陶磁器品評会」が始まった頃の初心に立ち返り、さらなる技術の交流・品質の向上・デザインの改善を図り、伝統工芸の継承と産業的発展を図らなければなりません。
▲美術工芸品・オブジェ部門展示会場【九州陶磁文化館】
▲産業陶磁器部門展示会場【佐賀県陶磁器工業協同組合】
▲表彰式会場【九州陶磁文化館】