子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差し控えについて

2013年6月18日更新

現在、子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていません。
接種に当っては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。

積極的勧奨の差し控えとは・・・

 個人に通知を出して接種を勧めることは取りやめますが、希望者に対しては定期接種としてできるよう接種する機会を確保していることをいいます。

子宮頸がんワクチンの効果

 子宮頸がん予防ワクチンは世界保健機関(WHO)が接種を推奨し、多くの先進国では公的接種とされています。子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類(16型、18型)のヒトパピローマウイルス(HPV)に予防効果があります。16型・18型HPVの感染やがんになる過程の異常(異形性)を90%以上予防できたとの報告があり、これに引き続いて起こる子宮頸がんの予防効果が期待されています。

子宮頸がん予防ワクチンの接種についてのリスク

 比較的軽度の副反応は一定の頻度で起こっていますが、主な副反応としては、発熱や接種部位の痛み・腫れ、注射の痛み・恐怖・興奮などをきっかけとした失神があります。

 現在、因果関係は不明ながら、持続的な痛みを訴える重篤な副反応が報告されており、その頻度等については厚生労働省で調査中です。なお、これまでに報告のあったその他の重い副反応については以下のとおりです。

病気の名前 主な症状 報告頻度
アナフィラキシー 呼吸困難、じん麻疹などを症状とする重いアレルギー 約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群 両手足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気 約430万接種に1回

急性散在性脳脊髄炎

(ADEM)

頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気 約430万接種に1回

ワクチン接種後の注意

 ワクチン接種後30分程度は、医療機関の椅子に座って様子をみるようにしてください。

 ワクチン接種後に体調の変化があった場合は、すぐに医師に相談してください。副反応により、医療機関で治療が必要になった場合は、有田町健康福祉課の予防接種担当にご相談ください。副反応によっては、法律に基づく健康被害の救済が受けられます。


●詳しくは、厚生労働省ホームページでご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/

問い合わせ

健康福祉課 保健担当
〒844-0027 佐賀県西松浦郡有田町南原甲664番地4
電話:0955-43-5065 ファックス:0955-43-2301