12月から県内の小中学校において百日咳が発生しており、2月に入り伊万里・有田地区でも感染者が確認されています。
今後、感染者が増加する恐れがあるため、注意が必要です。感染予防に努めましょう。
予防方法
- 手洗い、マスク着用で日頃より咳エチケットをしっかり行いましょう。
- 人ごみはできるだけ避けましょう。
- 乳児期のお子さんは、五種混合ワクチンの定期接種を確実に受けましょう。
- バランスのとれた食事と十分な睡眠を気がけましょう
百日咳の症状や特徴について
- 7~10日の潜伏期間を経て、咳や鼻水などのかぜ症状となり、1~2週間で特徴的な発作性の咳となります。乳児は重症化することがあります。
- 感染経路は、飛沫感染や接触感染で、成人やワクチン接種者には特徴的な発作性の咳はなく、罹患に気づかずに感染を広めてしまう恐れがあります。
- 抗菌薬を使用すると5日程度で感染力はなくなります。
- 学校保健安全法に基づく出席停止基準は、「特有な咳が消失するまで、または、5日間の適正な抗菌薬による治療が終了するまで」となっています。