区民約70人が参加し、避難所運営など実践

　6月16日（日曜日）、有田町二区自主防災協会（木原長正総区長）による防災訓練に、中樽及び上幸平地区の区民約70人が参加しました。二区は土砂災害警戒区域を含む地域が多く、町が指定する避難所までの距離が遠いこと、高齢化が進み移動手段がない世帯が増えていることから、大雨時の土砂災害に備えた体制への課題がありました。

　訓練では、防災行政無線で水害発生の危険性を周知。消防団員が高齢者世帯等へ避難を呼び掛けました。また、避難者の受付や要配慮者対応など、避難所運営も実践しました。町防災担当による講話や非常用食料も提供され、参加者は『災害への備え』『身を守る行動』について学び、防災への意識を高めました。