とっても久しぶりの更新です。私の更新だけ月1ペースのブログみたいになってしまい、すみませんでした。今回は、窯跡シリーズをお休みして近況報告です。
写真(1):講演会場入口
3月24日土曜日に「唐船城築城800年記念事業 記念講演会」を開催しました。
講師には多くの著書や様々なメディアでも活躍中の奈良大学教授 千田嘉博 氏にお越しいただきました。
講演会の前々日に有田町にお越しいただいて、唐船城をはじめ、ゆかりのある箇所を地元郷土史家の方々の案内の元、歩き回りました。
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写真(2):唐船城(遠景) | 写真(3):殿様墓(とんさんばか) |
講演会当日は、約300人の方が講演会に足を運んでいただき、県内の町外のみならず福岡や長崎といった県外からもお越しいただきました。
写真(4):会場内の様子
講演会を始める前に、今後唐船城築城800年記念事業を進めるにあたり、旗印となるロゴマークの発表を行いコチラに決定しました。このロゴマークは有田町に所在する佐賀大学地域デザイン学部の学生に公募し決定したものです。このロゴマークを今後、様々なところで見かけるようになるかもしれません。
写真(5):ロゴマーク決定
講演会では、先生の登場(登壇)の際にちょっとした演出を行い、法螺貝の音とともに「松浦党有田武者隊」の先導で先生にご登壇していただきました。
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写真(6):先生・武者隊の登場 | 写真(7):講演会の様子 |
講演では、中世城郭の詳しいお話はもちろんのこと、航空写真や各地における中世城郭を唐船城と比較し、北側の現山田神社に城郭があったとされていましたが、南側に残る痕跡から南側に城主の館があったのではないかと専門的な目線でお話をされました。また、唐船城に残る竪堀遺構を重要とし、唐船城の復元画を視覚化しイメージがわきやすくすることが大事であると、他市町の資料から説明をされました。これらは今後、実行委員会を進めていく中で大変重要な課題になると思います。
今週で29年度が終わり来週から30年度が始まります。私も3年目になりますので、ますます頑張っていこうと思います。ブログもできるだけ頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
最後に資料館周辺の桜がだいぶ咲いています。花見はいかがでしょうか。
写真(8):資料館の桜
(伊)H30.3.29