先週の9月18日(火曜日)、明治有田偉人博覧会事業の一環として「ようこそ先輩」公開授業が開催されました。これは子どもたちにとっての明治維新150年を考えたときに、有田町に生まれたご先祖さま一人ひとりは名を残した人以外もすべて、今に生きる子どもたちにつながっているはずで、ではどのような取り組みが考えられるかという意見が実行委員会で検討された結果、各家庭のご先祖さまを調べましょう、そしてその結果をみんなの前で発表したらどうかということになりました。その調査結果を発表するにあたり、どうやったら聞く人に自分の思いが通じるかを、伝えることのプロからお話を聞くのはどうだろうかということになりました。
そこで、有田町出身で長年NHKの記者として世界中で活躍し、現在も現役である草場武彦さんに講師をお願いし、ご多忙の中に里帰りしていただきました。町内には4つの小学校がありますので、それぞれ2校の6年生が有田中部小学校と曲川小学校に集まりました。町民の皆様も多数お越しいただきましたが私自身にとっても大変参考になる内容でした。
草場さんがおっしゃったのは、人に思いを伝えるためには(1)最初に結論を話すこと (2)相手のことを考えること (3)思いを伝えることの3つで、このことを押さえておけばきっと人前で話すことが苦にはならないと、子どもたちにもわかるように伝えてくださいました。
さて、これから子どもたちは我が家の先祖調べをして11月24日(土曜日)に発表してくれる予定です。また、その日程等については後日お知らせしたいと思います。(尾)H30.9.24