春の便りを載せ、3月1日付けで館報「季刊 皿山 No,112」を発行しました。ただ、今回大変な間違いをしてしまいました。ご迷惑をおかけした皆様に深くお詫びいたします。本当に申し訳ございませんでした。
個人的なことで恐縮ですが、 (尾)が担当するのは今回のNo,121で最後になります。それなのに、最後の最後でこんな間違いを犯してしまった身を恥じ入るばかりです。忙しかった、時間がなかったというのは何の言い訳にもなりません。しかしながら、この間、町内外の皆様にご愛読いただき、多くの感想をお寄せいただいたことに感謝申し上げます。
第1号には「皿山びとの暮らしを古文書や写真などを加えてレポートしていきたいと考えている」、また「日常の生活用具や生産用具などを中心に、現代の有田に住む人、有田を訪れる多くのかたがたに伝えていきたい」という抱負を述べていますが、31年前、有田のことを深くは知らず、自分勝手な考えの32歳の若造?が書いたものを読み返すと、改めて、その稚拙な文章に冷や汗が出ます。
途中、朝日新聞社社友の元館長の時代、文章というものはこういう風に書くものだというお手本を示していただきましたが、(尾)の稚拙な文章は少しも進歩しないまま、去るのは少し心残りではあります。でも、次世代の皆さんが頑張ってくれるものと信じて筆を置きたい(この表現もパソコンが主流となった今は、キーボードを打つのをやめるとでも申しましょうか)と思います。
これからも有田町歴史民俗資料館や有田陶磁美術館、有田町文化財課の仕事を皆様に知っていただく意味からも、館報の編集発行が続いていくことを願っています。(尾)H31.3.4
※先週、いつも玄関の花を活けてくださいます百田さんに、桃の花を持参していただきました。季節はまさに春、お雛様の季節にぴったりの花です。
※これまた、れきみん応援団の中尾さんにサクラ草の鉢を持参していただきました。資料館の周りは春の装いが整いつつあります。お二方にも心より感謝申し上げます。