6月6日(木曜日)、資料館の除湿器とエアコンのフィルターの清掃をしました。
翌日の7日(金曜日)は雨予報ということで、雨が降る前の晴れを利用して行いました。掃除を開始した午前中は曇りでフィルターが乾くか心配でしたが、午後からはスッキリ晴れてフィルターも無事乾きました。
フィルターの清掃は、エアコンが大活躍する夏の暑い時と冬の寒い時に入る前にするようにしています。今回は、梅雨に入る前、猛暑になる前にということで掃除をしました。佐賀県を含む九州北部はまだ梅雨入りしていませんが、雨の日も、暑い日も、資料館に来られた方が少しでも快適に過ごしていいただければ嬉しいです。
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しっかり乾きました |
今回のブログを書くにあたり、九州北部の梅雨入りについて調べていたのですが、気象庁が発表する梅雨入り明けには、速報値と確定値があるようです。気象庁では、現在までの天候の経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの期日を速報値として発表しています。一方、確定値は、梅雨の季節が過ぎてから、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮して検討を行い、その結果を確定値として発表しているそうです。年によっては、梅雨入り明けの時期がはっきりしないこともあり、確定値が定まらないこともあるようです。普段何気なく見ている天気予報ですが、調べてみると新たな発見がありますね。
梅雨時期は、土砂災害等大雨による災害が起きやすい時期です。昨年起きた西日本豪雨や平成29年に起きた九州北部豪雨では、多くの方が亡くなりましたが、指定・登録文化財にも大きな被害が出ました。今年の梅雨はどうなるかわかりませんが、天気予報を活用して、災害に巻き込まれることがないよう注意してお過ごしいただければと思います。(宮)R1.6.11