先週のブログでは、「歴史の川ざらい ベンジャラを探そう!」の募集が始まったことをお伝えしました。嬉しいことに歴史の川ざらいは大変人気で、すでに定員に達したため募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
例年、模型作り教室の方が人気で、川ざらいは子どもたちを集めるのに苦労していたそうです。天才てれびくん効果、恐るべしです。
さて、今回のブログは、もう一つの資料館の夏の風物詩である「模型作り教室」についてです。模型作り教室では、2日間の日程で「有田内山伝統的建造物群保存地区」のことを学びながら模型を作ります。昨年は、1日目に町屋の模型を作り、2日目に1日目に作った模型を配置した町並みを作りました。この模型教室では、作成した作品は各自持ち帰ることができます。なので、夏休みの自由研究や作品として活用することも可能です。そのためか、例年、申込受付が始まるとすぐに定員に達してしまう人気教室です。
平成30年度の子どもたちの作品
この教室の題材である「有田内山伝統的建造物群保存地区」には、江戸時代から昭和時代の各時代の特徴を持った町屋が立ち並んでいます。陶器市期間中を始め、県内外から多くの観光客が訪れている場所です。模型教室では、子どもたちが住む有田町に現存する伝統的建造物群保存地区の町屋の模型を作ることで、故郷にある貴重な文化財を知ってもらおうと開催しています。今年度の子どもたちがどんな町屋を作るのか今から楽しみです。
詳しい日程等は、当資料館ホームページの「資料館からのお知らせ」に掲載していますので、そちらをご覧ください。模型作り教室も定員まで残りわずかとなってしまいました。興味がある方は、お早めにお申し込みください。R1.7.2