どんな業界でも必要かと思いますが、資料館・美術館で仕事をしているとどうしても「センス」が求められることがあります。展示タイトル然り、展示レイアウト然り、各種ポスター・チラシ等印刷物のデザイン然り、展示キャプションレイアウト然り…。
プロのデザイナーさんに依頼できれば良いのですが、残念ながらそういうわけにもいかず、必要な際は課員一同希少なセンスを振り絞って事に当たっています。最近は先日の(宮)のブログにあったように美術館の看板もデザインしてみました。
さらにちょっとこんなものも作ってみました。
8月2日に実施する夏休み子ども向け講座「歴史の川ざらい ベンジャラを探そう!」用のポイントカードです。
例年川ざらいは、説明を聞いた後は1.陶片を探す 2.鑑定してもらう 3.写真を撮る 4.陶片は文化財なので回収する 5.後日解説カードを郵送 という流れで行っていました。つまり陶片は回収してしまうので、子ども達が持って帰れるものがなかったんです。
そこで今年はもっと楽しくなるように、また何か持ち帰れる「おみやげ」ができるように、ポイント制にして点数をつけて、ゲーム形式にしてみることにしました!古い陶片が見つかったらカードにシールを貼っていきます!古ければ古いほど高得点!さてみんな、楽しんでくれるかな?8月2日が楽しみです。雨が降りませんように。
それはさておき、看板やカードをデザインするのは大変楽しかったのですが、ここにきてまたもやセンスが求められる難題が降りかかってきています。秋の企画展のタイトル、何にしましょうか。(永)R1.7.31