8月19日(月曜日)、有田小学校のランチルームをお借りして、夏休み子ども向け教室の一つである「町屋模型作り教室」の1日目を開催しました。
8名の子どもたちに加えて、れきみん応援団6名の方にご協力いただきながら、町屋の模型を作りました。また、博物館実習生1名も参加しました。実は、子どもたちの申し込みは13名だったのですが、今年はキャンセルが多く8名の子どもたちの参加になりました。
町屋模型作り教室は、2日間の日程で「有田内山伝統的建造物群保存地区」のことを学びながら町屋の模型を作ります。今回のブログでは、1日目の様子をお伝えしたいと思います。
まず初めに、「有田内山伝統的建造物群保存地区」について学びました。パワーポイントを使い、写真を見ながら有田内山伝統的建造物群保存地区について理解を深めました。
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「有田内山伝統的建造物群保存地区」とは何でしょう? |
説明の後は、今までは有田内山伝統的建造物群の一つである旧田代家西洋館に行って建物の中を見学していたのですが、今回は雨が降ったため旧田代家西洋館の見学を断念しました。せっかくの機会なので、子どもたちには旧田代家西洋館を見学してほしかったのですが、残念です。見学はできませんでしたが、説明の中では、有田町の小学生がMINECRAFTで作った旧田代家西洋館も登場しました。今回はスチレンボードを使って模型を作りますが、ゲームで町屋を再現するのも面白いですね
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小学生の作品 リアルに再現されています |
次に、有田内山伝統的建造物群の一つである江戸の町屋の200分の1の模型をみんなで作りました。模型の型紙は10種類あるのですが、まずは説明を聞きながらみんなで一緒の町屋を作りました。スチレンボードに、シールになっている型紙を貼って、カッターで模型の部品を切り取ります。子どもたちは、普段カッターはあまり使わないようで、苦戦しながらもれきみん応援団の支援を受け、指を切らないように気を付けて作業を進めていました。
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れきみん応援団の方に教わりながら作業しています |
次に、切り取った部品を両面テープで組み立てていきます。屋根の組み立てに苦労している様子でしたが、みんなきれいに組み立てることができました。
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うまくできるかな |
江戸の町屋を完成させた後は、10種類の町屋の型紙の中から好きな町屋を選んで模型を作りました。比較的作るのが簡単な旧田代家西洋館の蔵を作る子もいれば、作るのが難しい旧田代家西洋館にチャレンジする子もいました。2つ目の町屋はカッター使いにも慣れ、みんなどんどん模型を作り進めていました。
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次はどれを作ろうかな |
作業に没頭しています
明日20日は、本日作った町屋の模型を使って、町並みを作ります。どんな町並みになるのでしょうか?明日が楽しみです。(宮)R1.8.20
本日の作品 明日が楽しみです