前回のブログに引き続き、今回のブログでは町屋模型作り教室の2日目の模様をお伝えしたいと思います。
8月20日(火曜日)、1日目に引き続き有田小学校のランチルームをお借りして、町屋模型作り教室の2日目を開催しました。
集合時間より早く来た子どもたちは、1日目に作っていた模型作りの続きを始めていました。みんなやる気満々です。そして、開始時間になり、みんなで模型作りの続きと、追加の模型製作を始めました。多い人では、5個の模型を完成させた子どももいました。
次に、製作した模型を使って街並みを作っていきます。土台のスチレンボードに配置図を描いた後は、いよいよ街並みを彩ります。まずは職員が、作り方をレクチャーしました。
まず使うのはこの2つ。使えなくなったコードの銅線を切ったものと、ランドスポンジです。
使えなくなったコードの銅線とランドスポンジ
使えなくなったコードの銅線を写真のように広げていきます。
次にスプレーのりを使って、銅線の広げた部分にのりを吹きかけていきます。
のりを付けた銅線にランドスポンジをまぶします。
すると、木が完成します。前々回のブログのクイズの正解は、「木」でした。みなさんわかりましたか?緑のランドスポンジだけでなく、黄色や赤、ピンク色も準備しました。黄色や赤は紅葉、ピンク色は桜をイメージして木を作ることができます。
「木」ができました
職員のレクチャーの後は、さまざまな材料を使って思い思いの街並みを作りました。トンバイ塀や道路、滝やベンチなど、豊かな発想力を使って、楽しみながら作業をしていました。
そして、8人の子どもたちの町並みが完成しました!まだ作り足りない人もいたようで、時間いっぱいまで作業している子どもや、町屋の型紙とスチレンボードを持って帰って家で作るという子どももいました。
今回作った町屋の模型は、有田内山伝統的建造物群保存地区に実在する建物です。今回は現地には行けませんでしたが、今回の模型作りを通して、身近にある文化財に愛着を持ってもらえたら嬉しいです。
子どもたちの作品
最後になりましたが、子どもたちの指導・支援をはじめ、準備から片付けまでお手伝いいただきましたれきみん応援団のみなさんに感謝申し上げます。また、会場をお貸しいただいた有田小学校様、ありがとうございました。 (宮)R1.8.27