秋色に染まりつつある当館の様子を紹介するこのコーナー。先週に引き続き、紅葉情報をお伝えしたいと思います。
まずは、資料館から出土文化財管理センターへの遊歩道です。先週の様子と見比べてみましょう。
先週(左)と今週(右)の遊歩道の紅葉
別アングルで見てみると
写真ではわかりづらいかもしれませんが、木々の上の方は色づいてきているようです。しかし、まだまだ緑が多いですね。遊歩道の紅葉は資料館周辺の中でも色づくのが一番遅いそうなので、時間がかかりそうです。
次は、唐臼周辺の紅葉を見てみましょう。
先週と今週の唐臼横のモミジ
こちらの写真は、唐臼横のモミジです。先週の写真が影になってわかりにくいかもしれませんが、見比べてみると下の方の葉の紅葉が進んでいますね。
次に見ていただきたいのが、唐臼前のモミジです。
赤く染まってきました
先週まで緑色をしていましたが、この一週間で赤色に染まってきました。この唐臼前のモミジの赤色は、資料館の事務所の窓からよく見え、緑色の木々の中でモミジの赤色がとても映えます。事務所の窓から見える景色が、だんだんと秋色に染まると思うと楽しみです。
紅葉に注目していると上の方ばかりに目がいきがちですが、足元に目を向けるとツワブキの黄色い花が遊歩道を彩ります。ツワブキといえば春ごろに食べる山菜のイメージが私の中では強く、花を咲かせることを知りませんでした。ちなみに、ツワブキを食するのは九州だけのようです。
11月9日から、企画展「わがまちアリタの平成史」が始まりました。ツワブキの花と色づき始めたモミジと合わせて、ぜひご観覧ください。 (宮)R1.11.12
黄色の花がかわいいツワブキ