本日のタイトルですが、実は昨年度末に文化財課が所管する各施設の、正式な英語表記が確定いたしましたので、遅くなりましたがブログでご紹介したいと思います。おいおい、当HPの表記も変更し、有田町のガイドマップなどにも適用されていく予定です
実は有田陶磁美術館だけは昭和29年の開館当初より「Arita Ceramic Museum」という英語表記の看板があるので確定していました。さらに有田町歴史民俗資料館も英語表記があったのですが、東西二つの資料館があるため、今回正式名称として下記のように修正しました。他の施設については、英語表記が全くありませんでしたので、関係各所に相談しながら、下記のように決定いたしました。
有田陶磁美術館
Arita Ceramic Museum
有田町歴史民俗資料館(東館/西館)
Arita History and Folklore Museum East
Arita History and Folklore Museum West
旧田代家西洋館
Former Tashiro Family Western-style House
有田焼参考館
Arita Excavated Ceramic Museum
有田町出土文化財管理センター
Arita Archeological Research Center
以上を正式名称として今後活用していきたいと思います。
なお、「Ceramic」の表記については、英語圏の方から複数形の「Ceramics」ではないか、とたびたびご指摘をいただきますが、実は町内の佐賀県立九州陶磁文化館の英語名も「The Kyushu Ceramic Museum」と「Ceramic」表記、愛知県陶磁美術館も「Aichi Prefectural Ceramic Museum」とやはり「Ceramic」表記、さらに兵庫県陶芸美術館も「The Museum of Ceramic Art,Hyogo」というように日本全国「Ceramic」が一般的な表記でした。
今回、改めて英語圏の方に確認したところ「Ceramic」でも意味は通じるでしょう、ということでしたので、昭和29年という時代に英語表記を行った先人に敬意を表し、あえてそのままにしています。管轄内の表記を統一するため、今回有田焼参考館の表記でも「Ceramic」と単数形にて表記させていただきました。どうぞご了承ください。(永)R2.5.27