施設概要
有田焼参考館は、窯跡などから出土した陶片を展示する専用施設として、昭和58年(1983)に開館しました。歴史の中で生み出された本物の有田焼に触れる機会を提供することにより、歴史研究や作陶などをはじめ、有田焼を理解する上での参考にしていただくのが目的です。
開館当初は、出土資料による有田焼の本格的な研究はまだはじまったばかりで、発掘調査例も少なく、有田焼の全体像を示すことはできませんでした。しかし、今日では出土文化財管理センターを中心に膨大な数の陶片を収蔵しており、それに基づく研究も飛躍的に進歩してきました。
現在、常設展ではこの有田町が保管する発掘調査資料の中から、約40遺跡、1000点ほどの陶片を厳選し展示しており、誕生から近代に至る有田焼の変遷を、最新の研究成果の解説パネルとともに、ご覧いただくことができます。
※有田焼参考館の展示場は、有田町歴史民俗資料館東館と渡り廊下で繋がっています。資料館入口よりお入りください。
※参考館のみの出入り口はありません。
館内の様子
所在地/開館時間/休館日/入館料
すべて有田町歴史民俗資料館東館と同じ。
※資料館入口にてお支払いいただいた入館料で、参考館まで見学できます。