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有田の文化財(6) -竜泉寺山門-

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第6回は、「竜泉寺山門」です。

所在地は有田町大木宿乙1337-1 竜泉寺にあります。昭和46年7月10日に有田町がまだ西有田町であった時に町の重要文化財に指定されています。

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竜泉寺は天文元年(1532年)に、付近にある唐船城の城主有田丹後守親の祈願所として唐船山の南の麓に創建されましたが、寛文年間(1661年~1673年)頃に現在の場所へ移ったといわれています。ご紹介する山門は、解体修理の際発見された棟札により天保四年(1833年)に建立されたことがわかりました。歴史のあるこのお寺で最も古い建造物です。

山門とは、もともとお寺が山上に建てられていたことから、山上にあるお寺の入口の門からきています。竜泉寺の山門の造りは、本瓦葺入母屋造(ほんがわらぶきいりもやづくり)の四脚門で、装飾性豊かな彫刻が施されています。屋根の妻面は木連格子で蕪懸魚(かぶらげぎょ)をさげています。

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現地の場所は国道202号線沿い(最寄駅は大木駅)に見えるので、分かりやすく駐車場もありますのでゆっくり見学できます。細かいところまで彫刻が見事な山門です。(伊)H28.6.21

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