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有田の文化財(12) -迎ノ原窯跡-

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第12回は、「迎ノ原窯跡」です。

所在地は有田町曲川甲1269にあります。まだ西有田町であったころの昭和47年9月5日に町の指定文化財になっています。

発掘調査は1971年8月に西有田町教育委員会により、西有田町郷土史研究会、佐賀大学考古学研究会・地元高等学校の協力のもと調査が実施されました。迎ノ原窯跡の報告書は昭和52(1977)年に刊行されています。

迎ノ原窯跡で確認されている窯の概要は、全長が26.4m、12室の焼成室をもつ登り窯です。焼き物は陶器と磁器を生産していましたが、重ね焼きをする際に、目積みとして砂を用いているのが特徴です。製作した陶器で主なものはぐい呑、碗、皿などがありますが、絵唐津はありませんでした。磁器で主なものは、染付の碗や皿のみが出土しています。出土品から迎ノ原窯跡は、1610〜1630年代に操業していたと推定されます。

現在は埋戻しも行われ、西有田町の時に建てた案内板もありますが、現地は草木が生い茂っているため窯付近へ近づくことは難しいです。周辺からどのような場所に窯が作られたのかを見るだけならできますが、車などを停める場所がないため、見学を行う際は気を付けて見学をしていただくようお願いいたします。
(伊)H28.9.1

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迎ノ原窯跡遠景(中央付近に窯跡)迎ノ原窯跡案内板(この道の奥に窯跡)

 

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