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有田の文化財(13) -掛の谷窯跡-

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先週のシルバーウィークはお休みをいただいて、実家へ行ってきました。両親と栃木の日光や那須へ旅行に行ってきました。また、実家へ行くとご飯をついつい食べ過ぎてしまうもので、そろそろ運動を始めないといけないなあと思いつつ毎日が過ぎていきます。


さて、第13回は、「掛の谷窯跡」です。

所在地は有田町応法丙3832,3833,3834,3835他にあります。昭和45年5月20日に町の指定文化財になっています。

発掘調査は1966年に佐賀県文化館が行い、1992年に有田町教育委員会が行っています。報告書は、1966年の調査報告で佐賀県文化館が刊行し、1993年に有田町教育委員会が報告書を刊行しています。

掛の谷窯跡からは、3基の窯が確認されています。そのうち2基の窯(1・2号窯跡)は1640〜1650年代頃で、もう1基の窯(3号窯跡)は近代(19世紀~20世紀)以降で構成される応法山(承応2年(1653年)の記録には応法山の記録はありません。)の窯場です。町の指定文化財となっているのは1・2号窯で、3号窯は指定にはなっていません。

指定になっていない近代以降の3号窯跡は良好に遺存しており、通焔孔まで残る奥壁や、色見孔の残る側壁などが、地表面に露出しています。

主な出土遺物は、1号窯からは染付の碗・皿、青磁の香炉などが出土しており、小皿が主体です。2号窯は1号窯と似て小皿が主体で、染付や青磁が出土、さらに鉄釉の碗が出土しています。1・2号窯で使用された窯道具は、トチンやハマが多く組み合わせて使用していたと考えられます。3号窯からは、瑠璃釉の徳利等が多量に確認できています。

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 掛の谷窯跡(遠景)3号窯跡

現在は柵で囲まれていて、柵越しではありますが、近代以降に活躍していた3号窯は表面に出ていますので奥壁や側壁の残存を見ることができます。また付近へ行く際は、草が生い茂っているので、害虫や蛇にくれぐれも気を付けてください。(伊)H28.9.29

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