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第7回近世陶磁研究会が開催されます。

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明日1月14日(土曜日)と15日(日曜日)に「近世陶磁研究会」が佐賀県立九州陶磁文化館で開催されます。この研究会は20回を数えた前身の「九州近世陶磁学会」を引き継ぎ、平成22年に発足した会で、今回で7回目となります。例年は2月に大会を開催していますが、今年は九州陶磁文化館で開催中の『日本磁器の源流』展(1月15日まで)に合わせて中国磁器に焦点を当てた内容としたため、この時期に開催することになりました。

14日は、12時受付開始で、発表終了後には懇親会を予定しております。また、15日は発表のほか各地から持ち寄られた出土陶片の検討会(陶片解説)や討論会等も行われます。さらに16日(月曜日)には、研究会参加者を対象とした、現在伊万里市大川内山で発掘調査中の、日峯社下窯跡の現地説明会も開催されます。

研究会の主な発表内容は以下のとおりです。

 

14日(土曜日)

1)「漳州窯青花大皿(盤)の盛行について」 冨永樹之(神奈川県埋蔵文化財センター)

2)「日本などにおいて出土の明清の中国磁器(染付中心に)」 大橋康二(佐賀県立九州陶磁文化館)

3-1)「幕末期佐賀藩海軍用食器の生産地調査」 中野 充(佐賀市教育委員会)

3-2)「幕末~明治初期の肥前磁器の胎土分析による生産地識別(中間報告)」 田端正明(佐賀大学)

 

15日(日曜日)

4)「長崎出土の中国磁器と国内流通」 扇浦正義(長崎市文化観光部文化財課)

5)「肥前の芙蓉手皿」 山本文子(佐賀県立九州陶磁文化館)

6)「特別企画展『日本陶磁の源流』の内容説明」 山本文子(佐賀県立九州陶磁文化館)

7)「江戸出土の明・清代の中国磁器」 堀内秀樹(東京大学埋蔵文化財調査室)

8)「天草陶磁器の海外輸出について」 中山 圭(天草市役所観光文化部文化課)

 

研究会は、例年全国から100名程度の参加があります。参加費(1,000円)のほか資料代(2,000円)が必要になりますが、どなたでも事前申込なしで参加できます。

各地で日常的に陶磁史関係の調査・研究の第一線でご活躍の方々がたくさん参加されますので、発表以外でもさまざまな情報収集が可能です。興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
さらに詳しい内容や日程に関するお問い合わせ先は、以下のとおりです。

佐賀県立九州陶磁文化館
TEL. 0955-43-3681(担当:山本)

 

なお、一度メールアドレスをご登録いただきますと、次回から開催案内等を送付させていただきますので、「氏名(ふりがな)」、「所属」、「登録メールアドレス」をご記入の上、以下宛メールをご送付ください。

E-Mail  : kintouken@me.com

(村)H29.1.13

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