文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白

有田の文化財㉑ -初代 金ケ江三兵衛墓碑-

最終更新日:

第21回は、「初代 金ケ江三兵衛墓碑」です。
所在地は有田町白川一丁目の白川墓地内にあります。1967(昭和42)年3月20日に町の史跡に指定されています。

今より400年前の、17世紀初頭に始まる日本初の磁器・有田焼の創始者の一人で、現在国の史跡に指定されている泉山磁石場を発見したと伝えられる、金ケ江三兵衛(李参平)の墓です。金ケ江三兵衛は豊臣秀吉の時代に起こった文禄・慶長の役で日本へ連れてこられ、多くの陶工達を束ねて活躍しました。その墓碑には法名「月窓浄心居士」と刻まれており、記載されている没年の明暦元年(1655)は、有田町大木宿の竜泉寺に残されている過去帳と一致します。発見された時から墓碑の上部が欠損していました。

現地へは、有田町幸平の札の辻交差点を有田ダム方面へ曲がっていただき、国の史跡に指定されている「天狗谷窯跡」から約100mの所に金ケ江三兵衛墓碑があります。天狗谷窯跡近くに無料の駐車場がございますので、そちらに車を停めて向かうことができます。またお墓ですので、くれぐれも節度をもって見学へお越しください。また文化財ですので、扱いにはご注意ください。

 

sanbei1sanbei2
白川の墓地(遠景)金ケ江三兵衛墓碑

(伊)H29.1.26

このページに関する
お問い合わせは
(ID:764)
ページの先頭へ
有田町役場 文化財課

〒844-0001 佐賀県西松浦郡有田町泉山一丁目4番1号

電話番号:0955-43-2678

FAX番号:0955-43-4185

© 2024 Arita Town.