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第17回町屋模型作り教室

最終更新日:

8月21日、22日の2日間、17回目の町屋模型作り教室を開催しました。今年は昨年も作成した異人館50分の1のスケールの模型に加えて、付属の土蔵の50分の1のスケールの模型も作成しました。50分の1のサイズで作ると中々迫力があります。付属の蔵といってもかなり大きくて、異人館と同じくらいの大きさなので、実質、家2軒分を作ることになりました。2日間で作成できるか不安でしたが、何とか作り上げることができました。

模型教室は、定員10名で募集を開始しましたが、募集開始からわずか2日で10名に達してしまい、急いで枠を拡大して何とか最大受入数16名まで拡大しましたが、その後も申し込みが入ってしまい、何人もお断りすることになってしまいました。
材料や道具の問題や、何よりカッターを使用するため、安全のため大人の目が届く範囲での作業になり、これ以上は定員を増やすことが出来ません。今年参加できなかった子は、また来年の参加をお待ちしています。

さて今回は16人で開始しましたが、まずは「有田内山伝統的建造物群保存地区」と今回作る有田異人館についての説明を受けてから作業開始です。最近は小学校ではカッターを使わないらしく、カッターの使い方の説明から入り、図面を張って切り取る作業(これが一番難しい!)を行い、それから模型の組み立て作業に入りました。半分ほど組み立てた状態で、1日目が終了しました。
2日目は1日目の続きと土蔵を作成します。昨日異人館を作っているので、皆、土蔵は比較的簡単に作れていました。最初は横で見ているのも怖かったカッター使いも、慣れてきたのか随分とまっすぐに切れるようになっていました。そしていよいよ庭づくり。台紙に異人館と蔵を配置して、自由に庭や池、木を植えたり花壇を作ったりしました。2日目ともなると、だんだん集中力が途切れてきて、途中遊んでしまう子もいましたが、みんな模型作りを楽しんでくれたようでした。

今回も、講師陣にはれきみん応援団の協力を頂きました。難しい異人館も、応援団のみなさんの力を借りることで完成させることが出来たようです。子どもたちは、「屋根のおじちゃん(屋根の作り方を教えてくれる応援団員)教えて」とか「修復班(私のこと)直して!」と分からないことをどんどん聞いて作業を進めていきました。(永)H29.8.23

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模型の図面を切っています組み立て終わった異人館…ボンド乾燥中
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庭制作中完成品!

 

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