3回目です。タイトルを変更して年月日を入れてみました。
10月4日は、適当な写真がなかったので、その前日の10月3日の一枚です。
昭和39年10月3日 有田町第1号の信号機(札ノ辻) 館蔵(田中家提供)
さて、おなじみの有田町広報「ARITA」の昭和39年12月15日の記事に、「信号機お目見え 札ノ辻に 交通安全に一役」というタイトルで紹介されています。それによると、町と県の協同で、全国的に有数の自動車保有台数を持つ町なので、ここに設置して交通安全宣言都市にふさわしく、安全と事故防止を高めるために建設されたそうです。
記事には信号の点灯は、国道(現在の県道281号線)舗装完了し、横断歩道の設定が終わってからされる、と書かれています。写真の信号は点灯し、子どもたちが横断歩道を渡っていますので、厳密には10月3日の写真ではないようですが、この時から、有田町内でも信号の点滅に従って車も歩行者も停止、発進するようになった記念の一枚です。
有田小学校から下校する子どもたちでしょうか。手を挙げて横断しています。服装や車にも時代色を感じます。(永)H29.10.4