先週土曜日の9日に、町内のFountain Mountainで「有田の 初夏と パンソリと。」というイベントが開催され、同僚の(松)と一緒に出掛けました。パンソリとは韓国で17世紀後半に巫教儀礼から発展したもので、民族衣装に身を包んだ韓国重要無形文化財のキム・オンランさんとパク・ソラさんという二人の女性によって演じられました。独特の音色で、後方のスクリーンには歌詞が投影されたので、韓国語ができない(尾)も理解できました。最後には、この企画をされた西日本新聞記者の平原さんのネットワークによって、日本の古典芸能でもある観世流能楽師の今村嘉太郎さんが「高砂」や「井筒」が披露され、日韓の本格的な古典芸能を堪能できました。
また、以前、当館で編集した「おんなの 有田皿山 さんぽ史」の巻頭エッセーをお願いした作家の村田喜代子先生もお越しになり、お元気なお姿を拝見しました。
梅雨の中休みでお天気もよく、心身ともにリフレッシュできた休日を過ごすことが出来ましたこと、改めて平原さんや関係者の皆様に感謝いたします。(尾)H30.6.11