有田町公民館の主催で、マイクロバスを使って目的地まで行き、その後は周辺を歩いて有田町を探訪する事業が行われました。これまで3回(西地区の唐船城関連を2回、東地区1回)が実施され、当館の(伊)や西地区の歴史に詳しい桃谷先生(当館協議会委員)、有田観光協会のガイドの方々の案内で町内を回られましたが、11月15日(木曜日)が最終回となり当方で案内しました。
前回も紹介しましたが、今年の紅葉は見事でしたので、その紅葉も資料館や泉山石場周辺、それと国の天然記念物でもある大イチョウもご覧いただきました。大イチョウは落下を防ぐケーブリングという処置を行いましたが、現在は黄色の葉で隠れていました。落葉するとそのロープが見えてくるのではないでしょうか。その姿を想像すると見たいようでもあり、見たくないようでもあり…。
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大イチョウ | 資料館内 |
資料館と美術館の企画展もご覧いただき、その間にはこれまた今度、国の重要文化財に指定される予定の「旧田代家西洋館」の館内も案内しました。改めて、有田は国の重要文化財や歴史の宝庫だと実感したひとときでした。(尾)H30.11.19