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美術館展示はとりあえず終了(南里嘉十と梶原の大皿)

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さて、先日有田陶磁美術館に大物2点を搬入いたしました。一つは、南里嘉十の大花瓶です。こちらは、長崎県にお住いの南里家ご子孫の方から、有田町にご寄贈いただきました。南里嘉十は白川の窯焼きで、幕府の御用品をはじめ、丼や鉢、花瓶などを作っていたそうです。南里嘉十の製品はアメリカ・フィラデルフィア美術館にも収蔵されています。

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左 平林の製品 右 南里の製品

 

もう1点は、昨年の資料館企画展「万博にかけた夢~有田人の万国博覧会」でご覧になった方も多いかと思いますが、伝明治11年パリ万国博覧会出品作品の「色絵花鳥図大皿」です。こちらは、佐賀県立九州陶磁文化館に寄託していましたが、昨年の企画展の際に寄託解除し、資料館にて保管していました。隣にある木型は、この「色絵花鳥図大皿」を製作するのに使用した木型で、こちらも昨年しん窯様より寄贈いただきました。折角ですので何とか展示したかったのですが、とにかく大きくてケースに入らない…と課員一同熟考を重ね、「露出(展示)で行こう!」ということになりました。かなり迫力があります。

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設置の様子

 

さて、有田陶磁美術館の常設展示替えも進んでいます。27日から旧田代家西洋館で開催される「よみがえるレトロモダン」展のオープンです。レトロモダン展のレイアウトをちょっとだけご紹介します。

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朝重さん提供2点

 

どうぞGWは2つの会場へお越しください!お待ちしています。(永)H31.4.24

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