4月の（永）のブログで、旧田代家西洋館が国の重要文化財に指定されたことを機に、有田陶磁美術館の常設展示を明治時代を中心とした作品にリニューアルしたことをお伝えしました。ブログでは、3回にわたり、旧田代家西洋館の特別展「よみがえるレトロモダン」展のお話とともに、平林や南里嘉十の製品、伝明治11年パリ万国博覧会出品作品である「色絵花鳥図大皿」とその木型について紹介していました。ブログを見られた方や、実際に展示を見に来られた方もいらっしゃると思います。

このように、美術館の展示はリニューアルが完了したのですが、肝心の有田陶磁美術館の紹介のページは、以前の展示内容のままになっておりました。少し遅くなってしまいましたが、この度有田陶磁美術館のページもリニューアルをしました。紹介ページにもあるように、一部江戸時代の製品も展示しておりますが、現在は明治時代の製品が中心になっております。以前美術館の展示を見られた方も、前回の展示とは違う有田焼の一面を知る機会になると思いますので、ぜひお越しください。

また、5月の私のブログでもご紹介をした「旧田代家西洋館」の特製クリアファイルも、刊行物・グッズのページに新しく加わりました。「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」をデザインしたクリアファイルも含め、クリアファイルは有田陶磁美術館と有田町歴史民俗資料館でしか購入できない商品です。ぜひ旅の記念やお土産として活用していただけると嬉しいです。(宮)R1.6.18