資料館の夏の風物詩である「歴史の川ざらい　ベンジャラを探そう！」の募集が始まりました。「歴史の川ざらい　ベンジャラを探そう！」は、有田を流れる川の中で陶片を探し、見つけた陶片がいつ・どのように作られたのか学芸員が解説をする催しです。採取した陶片は、貴重な文化財のため持ち帰ることはできません。しかし、採取した子どもの顔と名前を採取者として記録し、後日見つけた陶片の中から1点を選んで詳しく解説したシートを届けています。

この催しは大変好評で、毎年多くの小学生に参加してもらっています。さらに、先日のNHK　Eテレの「天才てれびくんYOU」でも同様の取り組みが紹介されました。当課の（伊）と（村）とありたんが、てれび戦士と一緒に川の中の陶片を探しました。もしかすると、ご覧になられた方もいるかもしれませんね。てれび戦士のお二人は、無事にミッションをクリアできましたが、今年の子どもたちも貴重な陶片を見つけることができるでしょうか？川の中で陶片を探しながら、有田の歴史を身近に感じてもらえればと思います。

詳しい日程等は、当資料館ホームページの「資料館からのお知らせ」に掲載していますので、そちらをご覧ください。たくさんのご応募、お待ちしております。

平成29年度の活動の様子

実は、資料館の夏の風物詩は「歴史の川ざらい　ベンジャラを探そう！」だけではありません。有田内山伝統的建造物群保存地区にある建物の模型を作る「町屋模型作り教室」も毎年夏休みの期間中に開催されています。この「町屋模型作り教室」の募集も本日から始まっています。気になる「町屋模型作り教室」については、来週のブログで紹介させていただきたいと思いますので、来週をお楽しみに！

（宮）R1.6.25