このブログでも何度かご紹介しましたが、今年4月、有田陶磁美術館は常設展示をリニューアルいたしました。近在する「旧田代家西洋館」が国の重要文化財に指定されたことを機に、「旧田代家西洋館」と「有田陶磁美術館」が石蔵として建てられた明治時代に合わせて、展示している作品を明治時代中心にしました。
実は、この常設展のリニューアルによって、美術館の前に立っていた案内板の内容と展示内容が少し合わなくなってしまいました。そこで、今回新たに、案内板を新しくしました。
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案内板があたらしくなりました! |
いかがでしょう?今回のリニューアルのテーマである「明治」を強く押し出した案内板にしました。また、有田陶磁美術館の石蔵を建てた平林の製品である「色絵窓文耳付大壺」を大胆に配置してみました。とても華やかになったと思います。
さらに、こちらの案内板も新しくなりました。
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開館しているか一目瞭然 |
開館と閉館を大きく書くことで、一目で開館しているかわかるようになりました。「OPEN!」の文字を見たら、ぜひ有田陶磁美術館にお立ち寄りください。
さて、案内看板にも使用した「色絵窓文耳付大壺」は現在美術館で展示をしています。この作品を製作したのは、上述した通り平林家ですが、美術館の石蔵を建てたのは平林伊平という人物です。伊平については、今年4月17日の(永)のブログでもご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。(宮)R1.7.30