11月9日(土曜日)から、今年度の企画展「わがまち アリタの 平成史」を開催しています。ようやくこの内容でブログを書き始めることが出来ました。これから3回くらい、企画展について紹介したいと思います。
まず、そもそもなぜ「平成展」なのか。今年しかできない展示だと思ったのも勿論あります。しかしそれだけではなく、30年と少しという時間を考えたとき、長い歴史という観点で見ると短く感じますが、人の一生の中の30年とみた場合、決して短い時間ではありません。30年の間に変化したことは数多く、常日頃はそれに気が付いていません。今回の展示は、年配の方は懐かしさなどを、平成生まれの方はこんなことがあったのかいう驚きなどを、自分の一番身近な「住んでいる町の歴史」と「自分の人生という歴史」の中で感じることで、平成とはどのような時代だったのかを見つけてもらうきっかけにしてほしいという狙いもあります。今回の展示品は、みなさんが平成を思い返す道具です。
とはいえ、平成30年の出来事すべてを展示はできませんし、政治、経済、教育など、様々な分野で変化は起こっています。そこで今回は、アリタの町の「まちづくり」に着目して、平成アリタのまちづくりがどのようなものだったのかをご紹介しています。
具体的な展示内容については、次回からご紹介するとして、まずは写真スポットのご紹介をさせていただきます。
今回の企画展には、平成8年に開催された「世界焱の博覧会」マスコットキャラクターの「セラミー」に登場していただいています。「セラミー」はゆるキャラの概念がなかった平成初期に誕生し、平成28年に行われた「日本磁器誕生・有田焼創業400年」のマスコットキャラクターとして再登場を果たした、いわば「Mr.平成」といっても過言ではありません!
そのセラミーが企画展会場の入り口でお待ちしています。セラミー帽子を装着の上、どうぞ、一緒に写真を撮ってSNSなどにご投稿ください。
|
「セラミー」と「セラミー(仮)」 |
余談ですが、今回のポスターは少しだけ手が込んできます。なんと背面はただのグレーではなく、有田の出来事をピックアップして、記事のように紹介しています!余ったポスターは資料館で配布していますので、ご自由にお取りください。(永)R1.11.13