あけましておめでとうございます。昨年も当館ブログ「泉山日録」をご愛読いただきありがとうございました。今年も私のブログでは、当館や有田町の話題を中心に発信してまいりますので、引き続きお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

昨年12月15日に企画展が終了し常設展示に復旧した際に、一部展示替えを行ったことを昨年のブログでお伝えしたと思います。その展示替えの状況を今回のブログでお伝えしようと思っていたのですが、先に皆様にお伝えしたい話題がありますので、今回はそちらを紹介させてください。

今回紹介したいのは、伝統文化の交流プラザ　有田館で開催されている「秋の有田」写真展についてです。この写真展では、秋の有田陶磁器まつり期間中に開催された「秋の有田」写真コンテストに出展された49点の作品を展示しています。秋の有田写真コンテストは今年で10回目を迎えます。今年は、福岡県・佐賀県・長崎県・宮崎県から計27名の応募があったそうです。

今回このコンテストの最優秀賞と有田観光協会賞を受賞した作品の舞台が、当館の紅葉なんです。最優秀賞は前回に引き続き2年連続です。どちらの作品も資料館前の遊歩道で撮影されています。出展された作品の中には資料館の遊歩道の紅葉が舞台の作品がいくつかあり、たくさんの方に撮影していただいたようです。資料館の紅葉の他には、優秀賞の作品の舞台にもなった竜門峡・泉山磁石場、黄葉がきれいな国指定天然記念物の大イチョウ、資料館の南に位置する石場相撲場などで撮影されているようです。有田にはインスタ映えの紅葉スポットがたくさんあることがわかりますね。今年の紅葉の時期は、秋を探しにぜひ有田にお越しください。

今回紹介した「秋の有田」写真展は伝統文化の交流プラザ　有田館で1月13日（月曜日）まで開催されています。どれも力作ぞろいですので、ぜひ足をお運びください。(宮)R2.1.7

写真展の様子