早いもので今週末には9月に入ります。例年にない酷暑の夏でしたが、お盆が過ぎたころから何となく秋の気配を感じることができるようになりました。9月1日には館報「季刊 皿山 No.115」を発行予定です。お手元に届きましたら、ご一読いただければ幸いです。

さて、先週の26日（土曜日）には韓国・誠清大学校の先生と学生一行が来館。館内の案内と朝鮮半島と有田の関わりをお話ししました。最近、韓国はもとより香港、台湾をはじめ、アジアの国々からの来館者が多く見受けられます。ところがバイリンガルとはいえ？武雄弁と有田弁しか話せない身。学生時代にもっと真剣に授業を受けて、一つでも外国語を身につけておけばよかったと今更の如く反省していますが、時すでに遅しです。今回も通訳を介しての説明になってしまいました。

いよいよ夏休みも終わりに近づきつつありますが、子どもたちから学生まで、若い世代を取り巻く環境はさまざまながら、現在は意欲さえあれば何でもできる環境が整っていると感じます。私どもの時代は、夏休みの期間は親もほとんどほったらかしの状況で、毎日ダラダラと過ごし、いよいよ新学期が来るというころになって慌てて夏休みの宿題に取り掛かっていた(あくまで個人的感想です)ような気がします。先日の模型作り教室にも、「来たくなかったけれど、お母さんが行けっていったから」と消極的な思いで参加した子がいて、作業中は最後まで目が離せませんでした。でも、その子は自分で電話をかけて参加申し込みをし、2日間とも「バスで行くのでちょっと遅くなります」ときちんと連絡してくる賢い子でもありました。あと10年後、20年後、どんな大人に成長するか楽しみです。(尾)H29.8.29

今週のお花（百田さん生花）