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文化財マップ(南山・原明地区)

最終更新日:

南山・原明地区の指定文化財の解説

34

南川良の子ども七福神
町重要無形
民俗文化財

毎年1月6日の夕方から夜にかけて、中学生以下の子どもたちが七福神と先導役の宰領に扮して下南山地区の各家を回り、祝福や悪魔払いの言葉を唱える。七日正月として子どもたちが行うものは県内でも例がなく貴重な祭りである。
【所在地】有田町南山

(指定:H20.4.23)

 

 

南川原の七福神

 

35白磁(井上萬二)
国重要無形文化財

十二代酒井田柿右衛門および初代奥川忠右衛門に師事して白磁制作を始めた。伝統技法を駆使して造形・色調の美しさを追求した清新な白磁の作風を確立し、各種展覧会等において現代感覚にそった優品を発表し、かつ、技法の錬磨、保存および後進の指導に尽力している。
【所在地】有田町南山丁307

(指定:H7.5.31)

 

 

白磁(井上萬二)

 

36柿右衛門窯跡
国史跡

17世紀後半に操業された窯であり、当時の有田で最高水準の技術を誇る窯であった。赤絵の創始で知られる酒井田柿右衛門家らが関わった窯と推定されている。2基の登り窯とそれに伴う物原が残り、発掘調査では染付製品や色絵素地(白磁)が大量に出土している。
【所在地】有田町南山丁

372,373,389~395他

(指定:H1.9.22)

 

 

柿右衛門窯跡

 

37

柿右衛門(濁手)
(柿右衛門製陶技術保存会)

国重要無形文化財

初代酒井田柿右衛門は、1640年代に色絵磁器の焼成に成功し、特に17世紀後半から18世紀初頭には濁手と呼ばれる乳白色の磁胎に、独創的な構図と配色の赤絵(色絵)を施した柿右衛門様式を完成させた。しかし、濁手は江戸中期以降衰退し、現代になってようやく十二代・十三代柿右衛門父子により復元された。
【所在地】有田町南山丁352

(指定:S46.4.23)

 

 

柿右衛門(濁手)(柿右衛門製陶技術保存会)

 

38原明窯跡
(肥前磁器窯跡)
国史跡

5基の窯体と物原が存在する。陶器・磁器が出土した。出土品の検討により、最初は絵唐津など陶器だけを生産していたが、やがて磁器の製法が伝わると陶器と共に併焼されたことが判明した。創業年代は1600〜1630年代と考えられる。
【所在地】有田町原明乙2376-2、2376-5他

(指定:S55.3.24)

 

 

原明窯跡

 

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