10月21日(日)開催予定の「有田皿山まつり2018」に、今年も韓国公州市の伝統芸能演戯団12名が参加予定です。
滞在日程は3日間です。
20日(土) 有田に着いて、その夕は観音山で「望郷の宴」再現に協力してくれます。
21日(日) 朝から、頓六碑で慰霊演奏の後、黒牟田・応法区で演奏し、午後は皿山
まつりパレードと駅前広場で公演。その後に交流会です。
21日(月) 未明に有田を立ち、朝の便で帰国する予定です。
観音山での「望郷の宴」は、かつて朝鮮陶工や子孫たちが、満月の夜(秋の十三夜の前日)に観音山で故郷を偲んだという故事を、サムルノリ演奏で再現してもらいます。2016年の有田焼創業400年の時から実施しており、皿山まつりに参加するのは3回目です。
鐘の音とリズムが激しくて日本人には聞きなれないところもあるかも知れませんが、韓国伝統芸能「プンムルノリ」としてご覧いただきたいものです。
公州市は有田焼陶祖・初代李参平公の出身地とされる所です。有田焼創業400年を記念し「高麗踊り210年ぶりの再現」として来日し、有田でサムルノリを公演。その翌年、そして今年と来日して韓国の伝統芸能を披露し交流を続ける姿勢が認められ、来年度から韓国政府と公州市から資金補助支援を受けることができそうとの事です。この3年間、自費を投じて有田との交流を果たしてくれていました。
また、皿山まつり3回目の参加となり、有田の皿踊りにも関心を示し始めています。彼らの誇る百済文化祭に「有田の皿踊り」が公認される日を夢見て、今秋も小さな民間交流を計画しています。新生「有公会」や「車いす実行委員会」そして韓国語を勉強している方々などが、この夢を支えてくれています。カムサハムニダです。
今年は、時間と順番をしっかり守ることを約束してくれています。
黒髪酒呑童