マイセン訪問記 最終更新日:2024年1月17日 印刷 今回は、町長として初めてマイセンに訪問させていただきました(10年ぶり2度目です)。松尾文則議長、商工観光課淵副課長と共にいってきました。4泊6日というタイトなスケジュールではありましたが、マイセン有田友好協会のご協力により、多くの方と面会することができました。また、歴史的な町並み・文化なども多く視察することができました。今回の訪問の目的の一つはレセプションの参加でした。レセプションの今年のテーマは「日本」ということで、招待状は、和をイメージされたものでした。 市民約400名が参加された式は、和太鼓の演奏ではじまりました。ラシュケ市長の挨拶では、有田焼の歴史や交流の背景、そして今後の課題等について、日本のことわざを引用しながら内容を話されていました。今年は道路建設等さまざまな案件や施策があるなかで、提携40周年にあたりさらに交流を深めていくために周年事業を推進していきたいと話をされました。また、最後にお辞儀をされていたのも印象的でした。途中、合気道の披露も行われました。来賓として、在ドイツ日本国大使館八木特命全権大使、浦野三等書記官が出席されました。 八木在ドイツ日本大使の話の中で、ドイツと姉妹都市を提携している箇所は50数箇所で、そのうち旧東地区では13箇所。その中でも40年交流が続いているのは一番長い交流であり、今後さらに市民レベルでの交流を深めていただきたいと話されました。会場のロビーには、有田の町旗も飾られ、会場内では、有田に行ったことがある方が多くおられ、皆さんに声をかけていただきました。 目的の二つ目は、40周年事業についての打合せです。ラシュケ市長に時間を作っていただき短い時間でしたが、現段階の案をそれぞれだしあいました。今後は、実行委員会を立ち上げ、内容を詰めていきたいと思います。その他、マイセン磁器製作所、マイセン市(フラウエン教会、友好協会メンバーとの交流、ドイツ赤十字社運営工房視察、DURAVIT社(衛生陶器)視察、プロシュビッツ城見学、ドレスデン旧市街(ツヴィンガー宮殿、教会など)視察などでした。これまで の40年間の多くの方の長く深い交流によって、今回の訪問が実現したものと感じました。 帰国後は2/3の東京ドームのテーブルウェアフェスティバルではハンス・カール・フォン・ヴェアテルン大使とマイセンとの40周年の姉妹都市交流の意見交換の機会を得ました。2/4のメルケル首相訪問では八木大使も帯同されておられました。改めてドイツ・日本の交流の深さを改めて感じました。その中でマイセン・有田もその中の代表的なものである再認識しました。 今後はこの記念すべき40周年の交流事業を実施するために、町長として実行委員会とともに力強く推進していきます。