オオキンケイギクとは
「写真提供:環境省」
花の色は黄色で、北アメリカ原産のキク科の多年生植物です。
花は直径5~7センチメートルで、花びらの先端は不規則に分かれています。
開花期は5~7月。結実期は6~9月。
駆除へのご協力のお願い
鮮やかな黄色い花を咲かせるオオキンケイギクですが、自宅に持ち帰ってはいけません。
オオキンケイギクは観賞用・緑化用として日本に導入されましたが、非常に繁殖力が強く、生態系に重大な影響を及ぼすおそれがあるとして、平成18年に特定外来生物に指定されました。
栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが原則禁止されています。
所有地に生息している場合は、駆除へのご協力をお願いします。
駆除の方法
根から引き抜く
根元から株ごと引き抜きましょう。多年草なので、根が残るとまた生えてきます。
袋に入れて枯らせる
種子や根を落とさないように袋を密閉して、枯らしてください。
燃えるごみとして出す
枯れた後は、燃えるごみとして集積所に出してください。
駆除するときに気をつけること
種子を落とさない
種子は土中で何年も生き残るため、地面に落とさないようにしましょう。種子をつける前の花の咲き始めまでに駆除するのが一番良いです。
継続的に駆除する
根絶には時間がかかります。駆除した後も、根や種子が残っているので、翌年も生えてきます。毎年根気よく続けることが効果的です。
外部リンク
九州地方環境事務所
外来生物対策ーオオキンケイギクについて
環境省
日本の外来種対策ー外来生物法