PFOSおよびPFOA関係の水質検査について
近年、様々な環境下で検出され問題視されている、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)およびペルフルオロオクタン酸(PFOA)について、有田町水道事業の浄水(水道水3箇所)と原水(ダム水、河川水、溜池水8箇所)にについて臨時で水質検査を行いました。
結果は下記に掲載している結果表のとおり、定量下限値(これ以上は数値が少なすぎて測定が難しい値)を下回っており、国が示す暫定目標値の1/10未満の値であり、含まれていないか、少なすぎてわからない程度となるため、有田町内の水道水の水質については問題のないことが確認されました。
PFOS、PFOAとは
環境中に長期間残留し、生体内に蓄積しやすいという性質も持っており、製造、使用等が制限されている物質です。
厚生労働省は令和2年4月に、有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)を水質管理目標設定項目に追加し、環境省におても、令和2年5月28日、健康の保護に関する要監視項目に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定目標値を1リットルあたり50ng(PFOSとPFOAの合計値)に定めています。
水道水の検査結果
原水の検査結果