最近、犬や猫に関する苦情が多く寄せられています。
一部の無責任な飼い主によって、全体が悪くみられてしまいます。
「自分のペットは大丈夫」と思っている飼い主の方も、もう一度、飼い方のマナーを考えてみてください。
鳴き声に注意
無駄吠えは、近所の人にとって大変迷惑です。
番犬として吠えることは大切ですが、鳴き声が近所迷惑にならないようにすることも大切です。
無駄吠えしないよう、しっかりしつけてください。
散歩を毎日行なって、犬にストレスを溜めないようにすることも大切です。
フンの後始末はきちんと
フンの後始末は飼い主の責任です。
道路や公園、他人の土地などにフンを放置しないでください。
犬を散歩に連れて行くときは、かならず袋とスコップを持参して、後始末をしましょう。
犬の放し飼いはしない
放し飼いは絶対に禁止です。
散歩のときも必ずつないでください。
完全屋内飼養に努めましょう
猫は屋内だけでも環境を整えてあげれば十分に幸せに暮らすことができます。
屋内であれば、交通事故や他の猫とのケンカによるケガや感染症を防止できるほか、迷子になることも防ぐことができます。
また、鳴き声や糞尿などで近所に迷惑をかけることもありません。
【屋内飼養の注意事項】
・飼い始める時から外に出さないようにする。
・不妊去勢手術をする。
・専用のトイレ、爪とぎなどを設置する。
・猫の「遊び」の欲求に応えてあげる。おもちゃを与える。
・キャットタワーなど垂直運動のできる立体的な場所を確保する。
・窓越しに日光浴のできる場所を確保する。
・危険物(電気コードや食中毒の原因になる観葉植物など)を置かない。
飼い犬・飼い猫の所在をはっきりと
首輪に電話番号や氏名を記入し、犬は鑑札と予防注射済票をつけるようにしてください。
猫にも首輪や名札をつけ、身元表示をするようにしましょう。
迷子になっても飼い主に連絡が取れ、戻ってきます。
飼い主がマナーを守って正しく飼うことで、近所の方やペットを飼っていない方とも気持ちよく付き合うことができます。
一人ひとりがマナーを守って、人もペットも住みよい町にしましょう。