ようこそ町長室へ

令和3年 新年のごあいさつ


新年明けましておめでとうございます。
 皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 コロナ禍の中、町では、伝統ある有田陶器市が延期となる中、「Web有田陶器市」を全国に先駆けて開催したほか、秋の陶磁器まつりでは感染防止策を講じながら、変化する社会環境に対応した独自の取り組みを展開しました。また、デジタル化が急速に進む中、いち早くGIGAスクール構想による小中学生一人一台パソコン整備を行いました。

 今年は、このデジタル化を最大限に活かし、独自性のある地域資源・文化を生かしたSTEAM教育を推進するほか、有田だからできる体験や交流を磨き上げながら、あたたかい未来型まちづくり「有田みらいタウンプロジェクト」を展開し、有田町に関わる皆さまに幸せを実感してもらえる町の実現を目指します。

 今年も、皆さまお一人おひとりの力を合わせ「チーム有田」で新しいことに挑戦しましょう。そして「オール有田」で新しい未来の有田町を創っていきましょう。結びに、本年が皆さまにとって素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。

 

~有田町を「幸せ」にする6つのプランの実現に向けて~


1.子育てする幸せ
○子育て支援
 昨年10月に、子育てに関する施策を一元化し、子育てに必要な情報、相談、サービスを広く提供するため、子育て支援課を新設しました。安心して子育てができる環境づくりをさらに進めていきます。
 また、同じ悩みを持つ子育て世代がいつでも集える場、高齢福祉において出て行く場を求める人、社会で活躍したい人が集える場の地域福祉・生活支援拠点として高齢者と幼児のコミュニティハウス(仮称)を平成31年度に整備予定です。さらに、子ども・子育て支援アンケート調査などを通して、有田町の子育てに関する計画づくりやよりよい支援の方法を検討していきます。
 

2.幸せな老後
○福祉の向上
 第5期障害福祉計画や第7期介護保険事業計画、データヘルス計画などの各種計画に基づき、少子高齢化が進む地域での生活を維持するため、全ての世代の住民が健康寿命を伸ばし、生涯を通じて健康で心豊かに暮らせるよう、ライフステージに応じた健康づくりを推進します。そして、適切かつ持続可能な医療や介護を受けることができる、安心して暮らしやすいまちづくりを目指します。また、「地域包括ケアシステム」の体制づくりのため、住民主体の通いの場の普及や住民ボランティアの育成に一層取り組んでいきます。
 

3.働く幸せ
○商工業の振興
 有田焼のさらなる振興を図るため、県、関係機関、団体などと連携を強化し、原材料の確保をはじめ、多様化する市場ニーズに応じた新商品や新技術の開発、国内外における販路開拓、人材の確保・後継者育成などの取り組みを支援していきます。創業の取り組みへの支援については、引き続き有田商工会議所、町内金融機関などと連携を図るとともに、中小企業の経営の安定化・合理化、各種資金融資制度の活用を促進しながら、経済の活性化と経営基盤の強化に努めます。

○農業の振興
 農林業の安定した生産基盤と収益増に視点を置き、競争力のある農産物作りや森林整備の促進を行っていきます。また、新規就農者、農業後継者や農林業に興味を持つ人など、将来を担う多彩な人材の確保・育成のための支援を行っていきます。
 

4.幸せな観光地へ
○観光の振興
 歴史、自然、文化などの豊かな地域資源を生かした着地型観光・交流プログラムなどの開発を行うとともに、観光地としての魅力を高めていくための環境整備の充実を図りながら観光まちづくりを推進していきます。また、関係機関や周辺自治体などと連携して、広域観光体制の充実を図り、通年観光客の増加につなげていきます。さらに、増加するインバウンドへも積極的に取り組んでいきます。

○まちなみ保存
 旧田代家西洋館(有田異人館)が国の重要文化財に指定されました。明治9年の建築当初の姿に復元したことが高く評価されています。旧田代家西洋館を重要伝統的建造物群保存地区の中心施設として、さらなる活用を進めていきます。
 

5.幸せな町の運営
○まちづくり
 昨年の唐船城築城800年記念事業、明治有田偉人博覧会は郷土の魅力を掘り起こす機会となりました。移住・定住を促進していくうえで、町の魅力、実施している事業の周知、情報の発信を推し進めます。去る12月、町は国立大学法人佐賀大学と包括連携協定を締結しました。教育、産業、まちづくり、観光、医療などの分野で、町の地域資源や大学の知見などを最大限に活かし、連携可能な取り組みを行っていきます。

○道路・河川の整備
 現在着手している国道202号線の蔵宿地区の歩道整備は、平成31年度に竣工予定です。下山谷地区の歩道整備も継続して進めていきます。また、国庫補助事業を活用して、都市計画道路の町道などの早期完了を目指して取り組み、橋梁保全、道路防災に努め、道路ネットワークの安全と信頼性の確保を図ります。河川については、二級河川有田川の「有田川総合開発事業(猿川ダム)」中止に伴い、治水・洪水調節機能を補完するため、平成31年度は、戸矢・大野地区の整備を継続する予定です。

○ふるさと納税
 ふるさと納税への意識も高まり、年々、件数・寄附額も増えてきています。これはまちづくりの重要な財源となり、未来を担う人づくり、地域福祉の向上などに役立ています。お礼の品については、町内企業などにご協力いただき、新商品や有田の産業のPRの場としても活用していただいており、商工業・農業の振興にもつながっています。
 

6.学び楽しむ幸せ
○教育
 「世界に誇れるまち 有田」をつくり、地域を支え、豊かな伝統・文化を継承していく「人」づくりをするため、新しく制定した「有田町教育大綱」に基づき教育を進めていきます。有田町では県内に先駆け、小学校5・6年生における小学校英語の教科化と3・4年生の外国語活動に取り組んでいます。また、児童・生徒の安全な教育環境をつくるため、猛暑対策として町内全小中学校の教室へのエアコン設置や、大山小学校のフェンス工事を行います。
 

有田町長 松尾 佳昭

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