西九州させぼ広域都市圏(連携中枢都市圏構想)

西九州させぼ広域都市圏形成に向けた取組み

連携中枢都市圏構想概要

《目的》

地域において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、コンパクト化とネットワーク化により、人口減少・少子高齢社会においても一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための拠点を形成するものです。

《連携中枢都市圏の要件》

地方圏において、昼夜間人口比率おおむね1以上の指定都市・中核市が圏域の中心都市として、当該市と社会的、経済的に一体性を有する近隣市町村が、連携協約を締結することにより形成される都市圏になります。(平成30年4月1日現在、全国で28の都市圏が形成されています)

《連携中枢都市圏形成のための手続き》

1.「連携中枢都市宣言」

圏域内で、相当の規模と中核性を備える市(佐世保市)が、圏域の中心都市となるべく、圏域全体の経済をけん引し、圏域の住民全体の暮らしを支える役割を担うことを表明する宣言です。

平成30年9月3日に連携中枢都市宣言を行いました。

佐世保市が、圏域の豊かで実りある未来と一体的共生社会を築くため、多様性と創造・挑戦・進取の精神をもって、本圏域の中心市として力を尽くしていくことを表明したものです。

携中枢都市宣言書(PDF:1,082KB)

2.「連携協約の締結」

連携する自治体(佐世保市及び各市町)が、連携事業の実施に当たり、その基本方針や事務処理等の役割分担等について交す自治体間の協約です。締結・変更には「議会の議決」が必要となります

連携協約の意義は、従来の一部事務組合等の共同処理に基づく事務分担だけではなく、地域の実情に応じ、自由に連携する内容を協議し政策合意を行うことができることであり、この合意に基づき圏域としての政策を継続的・安定的に推進することにあります。

・西九州させぼ広域都市圏(連携中枢都市圏)形成に係る連携協約について

連携中枢都市圏を形成するためには、構成(連携)する市町と連携協約を締結する必要があります。連携協約は、連携中枢都市宣言を行った連携中枢都市と、連携する市町が、圏域全体の方向性、連携する分野、役割分担に関する事項等について、各々の議会議決に基づき締結するものです。
平成31年1月12日に佐世保市で開催された連携協約締結式において、有田町、平戸市、松浦市、西海市、伊万里市、東彼杵町、川棚町、波佐見町、小値賀町及び新上五島町は、それぞれ佐世保市との間で、1対1による連携協約を締結しました。

3.「都市圏ビジョンの策定・公表」

連携中枢都市宣言を行った自治体(佐世保市)が、産学官民の有識者等で構成される「連携中枢都市圏ビジョン懇談会」の意見を反映した圏域の中長期的な将来像や、連携事業の具体的な取り組み等について取りまとめ策定するものです。策定後、公表する必要があります。

・「西九州させぼ広域都市圏ビジョン」(平成31年3月策定)(ZIP:6,870KB)

 平成31年3月26日、佐世保市、平戸市、松浦市、西海市、伊万里市、東彼杵町、川棚町、波佐見町、小値賀町、新上五島町、有田町の5市6町により、「あなたが かえるまち 西九州」(~変える・還る・替える~)を目指す将来の姿とし、2040年の圏域人口40万人以上を目標に定め、その実現に向けた具体的な取組みを記載した「西九州させぼ広域都市圏ビジョン」を策定しました。
 平成31年度からこの「西九州させぼ広域都市圏ビジョン」に基づき、圏域自治体の連携による取組みを開始します。

《連携中枢都市圏構想の推進に係る国の財政措置》

連携中枢都市及び連携自治体の取組みに対して、国から財政措置が講じられます。

西九州させぼ広域都市圏ロゴマーク

 

ロゴマーク

西九州させぼ広域都市圏の一体感の醸成や、その魅力をより効果的に内外へ発信していくためのシンボルとしてロゴマークを作成しました。

圏域の位置を示す、ややオレンジがかった「朱色」は、美しい夕日や焼き物を焼成する際の「炎」を連想させ、窯業圏という一体感を表すシンボルカラーとしても本圏域の特色を表現しています。

西九州させぼ広域都市圏協議会(平成29年11月1日正式名称決定)

西九州させぼ広域都市圏協議会幹事会

協議会の協議に付すべき事項及び協議会の指示事項についての調整のため、協議会に幹事会を設置しています。

西九州させぼ広域都市圏ビジョン懇談会

「都市圏ビジョン」とは、連携中枢都市(中心市)が、連携中枢都市を含む連携中枢都市圏を対象として、連携中枢都市圏構想推進要綱に規定する事項について記載するものです。

「都市圏ビジョン懇談会」とは、上記ビジョンの策定又は変更に当たって、民間や地域の関係者を構成員とする都市圏ビジョン懇談会における協議・検討を経るものとされていることを踏まえ、中心市が設置する協議・検討の場です。

平成29年度新たな広域連携促進事業の取組みについて ※佐世保市

総務省が募集した新たな広域連携促進事業に応募し、外部評価者による提案内容の評価を踏まえ、平成29年6月23日付けで全国6自治体とともに委託実施団体として採択されました。

【事業目的】
まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成28年12月22日閣議決定)において取組を進めることとされている「連携中枢都市圏」の形成等の地方公共団体間の新たな広域連携の促進を図ることを目的とした国の委託事業です。

【事業実施期間】
委託契約締結の日から平成30年2月28日(水曜日)まで

【事業内容】
圏域全体の活性化や市民サービスの向上に寄与する各種事業を検討するとともに、連携市町や産学官金民との連携・協力体制の構築を推進します。

(関連情報:総務省報道発表)

問い合わせ

有田町役場 まちづくり課
〒849-4192 佐賀県西松浦郡有田町立部乙2202番地
電話:0955-46-2990 ファックス:0955-46-2100

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