マイセン市水害復旧支援事業

 2002年8月中旬、ヨーロッパ中東部を襲った大洪水は、ドイツ国はじめ欧州諸国に多大な被害をもたらしました。

 有田町と姉妹都市を提携しているマイセン市も例外ではなく、市中心部を流れるエルベ川の氾濫で市街地が冠水し、家屋を失った多くの市民が学校に避難。また国立マイセン磁器製陶所においても地下倉庫が浸水し、操業が停止するなど深刻な事態となりました。

 このようなことから当協会はじめ有田町、有田マイセン友好協会の三団体で「マイセン市水害復旧支援の会」を発足し、マイセン市の洪水災害支援のため、約1か月間募金活動を行いました。募金は役場庁舎内、赤絵座、有田館、有田駅など町内主要施設約10か所に設置。また金融機関の振込口座でも受け付けました。その結果、当初目標額の300万円を大幅に上回る794万4931円が集まりました。

 この募金は2002年9月26日から、有田町長と有田マイセン友好協会会長がマイセン市へ出向き、マイセン市長へ復旧支援金としてお渡ししました。

 マイセン市長も「多額の復旧支援金をいただいたことに驚きと同時に、募金していただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。」とお礼を述べられました。

 現在はマイセン市内も、いままでの美しいマイセン市を取り戻すために、市民をあげて復旧活動に励んでおられます。このたび、多くの方々からご支援をいただいたことに対し、心からお礼申し上げるとともに、マイセン市の一日も早い復旧を願います。

冠水したマイセン市内

エルベ川の氾濫で
冠水したマイセン市内

ポーラック市長と篠原町長

マイセン市・ポーラック市長と有田町・篠原町長
 

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