インフルエンザの基本的予防対策
インフルエンザをはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケットなどが有効です。特に高齢者や基礎疾患がある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢者と会ったり、通院や大人数で集まったりする時は、マスクの着用を含めた感染対策へのご協力をお願いします。
マスクの着用が必要な場面
●医療機関を受診する時や、高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院する医療機関や施設などに訪問する時等は、マスクの着用を推奨します。
●インフルエンザの流行期に重症化リスクが高い方が混雑した場所に行く時には、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。
※障害特性等によりマスクの着用が困難な場合には、個人の事情に鑑み、差別等が生じないよう十分な配慮をお願いします。
症状がある場合
咳や痰などの症状がある場合には、他の人への感染を防ぐため「マスクの着用を含む咳エチケット」を心がけることが重要です。
●咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合には、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1m以上離れましょう。
●鼻水・痰などを含んだディッシュはすぐにごみ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗いましょう。
●咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
予防接種
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患がある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
高齢者のインフルエンザ予防接種
子どもへのインフルエンザ予防接種の助成について(中学生まで)
参考
厚生労働省「今シーズンのインフルエンザ総合対策」(外部リンク)
国立感染症研究所 感染症免疫センター「インフルエンザとは」(外部リンク)